海はねてまて(果報は寝て待て、海も寝て待て)

ご訪問ありがとうございます。このブログは、2006年から2016年まで、プーケットでダイブクルーズ専門ガイドの会社として活動していた「seaforest」の海ブログです。タイ各地、ミャンマー、アンダマン諸島、ラジャンパットなどのダイブクルーズの写真やビデオ、海の雑学などを掲載しております。(ブログを移転した為、本当の掲載日はタイトルの日付が正しいです)

レンベ海峡の魚たち(カモフラージュの美)・・・ボロコサガゴ 2006年07月28日

インドネシアスラウェシ島


この島にあるメナド空港から車で約1時間半。レンベ島との間にレンベ海峡があります。ここは白砂のきれいなビーチではなく、黒砂の漁港といった感じで、一見、夏休みに田舎に帰って来たかの様な感じの場所です。


しかし、水中の中は様々な生物達が住んでおり、なおかつ、この生物達の見事さに目を見張るばかりです。ここは閉鎖的な海域の為か、本当に変わった生き物が多いです。
ボロカサゴ(Weedy Scorpionfish) ↓

 

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どう考えても目立ってる。。。。


ちなみに正面顔は歌舞伎役者風。ダーウィンの言うNatural Selectionなのだろうが、ここまで必要なのか?と思うほど。


続いてこれ、


Seahorseの仲間↓

 

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まるで、ゴーストのようです。


このお方達もゴーストでは負けていません。


Roughsnout Ghostpipefish↓

 

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かなり小さいです。ほとんど草やんけ〜。


コノハガニの仲間↓

 

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カモフラージュは芸術ですね。


オオモンイザリウオ

 

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生存闘争に関連し、「微小でも有利な変異が保存され、有害な変異が除去されると言う原理」を、ダーウィン自然淘汰と呼んでいますが、自然淘汰の結果のこの形や色は、数々の闘争の中で生まれたカモフラージュの芸術だと思います。

 

 

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