ミャンマークルーズ①・・・秘境ミャンマークルーズ 2010年03月08日~15日
行って参りましたー!ミャンマークルーズはこれで3回目になりますが、ブラックロックとタワーロックにはまだ行ったことがありませんでした。海図で見ても遠そうなのですが、行ってみるとやはり遠いですね〜。
今回は、パヌニー号を使用しての香港人ダイバーのチャータークルーズでした。夜乗船してそのまま一気にリチェリューロックへ出発!(8時間ぐらいかかります)。初日はミャンマーの入国手続きをしなくてはいけないので、ここでで2ダイブして、ボーダーの街ラノンへ向かいました。
夕方ラノンへ到着して、タイの出国手続きを済ませ、水などの補給をしてミャンマーへ出発です。といっても、ミャンマーはこの港の対岸に面しております。こちらでミャンマーの入国手続きを済ませ、政府関係のミャンマー人を1人乗船させて、いざダイブサイトへ出発です。すでに日は落ち、漆黒の闇の中を船は走り続けるのでしたー。
3月10日未明に、ウエスタンロッキーに到着です。ここは島の裏まで抜けている洞窟が有名なポイントです。メインの島の周りには、ニョキニョキと突き出た岩が2ヶ所あります。以前潜った時にはロブスターがワンサカ住んでいました。さあ久しぶりのミャンマーの海はどんな感じでしょうか〜?
潜ってみると、かなり透明度が厳しかったです。ケーブの中にはロブスターがちらほら目に付きましたが、密漁されたのかな?と思うぐらい、以前よりも減っていました。2本目は近くのシーファンフォレストへ移動。別名ダイブマスターピナクルとも言います。ここも透明度はかなり厳しく、流れもあってピナクル全体を把握することは出来ませんでしたが、やはりシーファンがとても綺麗で、トラズザメに出会えました。3本目と4本目はまたウエスタンロッキーに戻り、ニョッキリ岩の方へも探索しに行きました。
炎の様なゴーストパイプフィッシュ。
ちなみに今回の僕のチームはこんな方々達でした。お歳に関係なくパワフルな人達です。そして、彼らが持っていたマスクにビックリしました!なんと水中カメラ付きマスク!!!とうとう出てしまいました。なんと動画も取れて容量は64メガバイト。オプションでライトも装着可能です。
3月11日−今日は僕のお気に入りのシャークケーブで2ダイブとノースツインで2ダイブする予定です。シャークケーブは透明度もよく色々な生き物達と出会えました。
ヌルヌル近寄ってきたマダラエイ−左。コブシメ−右。
何気にいた、ハナヒゲウツボの幼魚。
オグロメジロザメがケーブ入り口をウロウロ!
ここのケーブは、黄色いカイメンがビッシリ付いていて美しいのです。
ワカヨウジ−左。ムカデミノウミウシ−右。
シャークケーブからノースツインに向かう途中で漁船を発見!サワラとカニを購入(買ったか不明です)
2,3本目はノースツインにて。(ノースツインピナクルとイーストリーフ)
マダラエイとピンクホイップレイがモリモリいました。
クロヒラアジ?
イーストリーフでは、のんびりまったりとダイビング。
このノースツインから北上すること10時間ほどで、今回の最北端のダイブサイト、タワーロックへ到着です。
3月12日−タワーロックにて4ダイブ。ここはモブラが沢山見れることで有名なポイントですが、僕は初ダイブになります。
エントリーしていきなり飛んできましたー!
砂地にはピンクホイップレイとサメか?と思いましたが、よく見るとスギが仲良く並んでおりました。でもこんな光景はじめて見ました。
あちらこちらでモブラが飛んでいるんです。
ロングヘアーのヒトヅラハリセンボン−左。コブシメ−右。
そして、驚くことにこのポイントの周りでは、モブラがバンバン跳ねているんです!やっとの思いで飛んだ瞬間をカメラに捕らえました。(ちょっと遠いですけど)
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この日の夜はバーベキューの宴。
香港チームから頂いたお酒です。WULIANGYEという名前です。なんと52℃もあるシロモノで、吟醸酒似た雰囲気があり、かなり癖はありますが、とても美味しかったです。
ボートクルー達はフィッシングに真剣でした。
こんなん釣れました。
つづく。。。
seaforest - HIRO & Chico