タオ島ダイブクルーズへ行こう! 2007年07月21日
タオ島→
すっかり雨季のプーケットですが、やっぱり南国です。雨が降り続いているわけでもなく、毎日暑い日が続いております。今の季節はシミラン諸島がクローズの為、アンダマン海でのダイブクルーズは、ヒンデンクルーズのみです。
ヒンデンクルーズは次回にして、今回は、毎年7月から10月まで開催している、タオ島周辺のダイブクルーズをご紹介いたします!
アオルック→
以前5年間ほどサムイ島に住んでいて、タオ島でのダイブガイドをしておりましたが、ここはシミラン諸島と違って、流れもさほど強くなく、1つのダイブサイトもコジンマリとしていて、ゆったりまったりとダイビングをすることが出来ます。
2004年には、3ヶ月間ボートマスターとして乗船、週に一度陸上に戻るという生活をしていました。このとき気付いたのですが、ここで見られる空の様子も心に残る記憶です。ダイビングとはあまり関係ないのですが、ダイブクルーズでのちょっとしたひと時に、この空を見て感動したりもしてみました。
ところで、タオ島はアンダマン海の反対側、タイ湾に浮かぶ小さな小さな島です。その昔は、八丈島同様、刑務所チックな島でしたが、今ではタイの中でも一番と言うぐらいダイビングの盛んな島へ変身しております。
これは、シャークアイランドです。別名レッドロック
島の周辺には数多くのダイブサイトが点在していて、綺麗な砂地に奇岩の積み木がある感じです。タオ島から少し離れると、ジンベイザメなどで有名な隠れ根、チュンポンピナクルがあります。最近はオグロメジロザメなどもよく目撃されています。
ギロリン!
シャキーン!
また、セイルロックというどう見てもセイルではなく、肉まんに見える巨大な岩のポイントもあります。ここでは数年前水中でカジキと遭遇いたしました。ギンガメアジの群れ、バラクーダの群れ、フエダイたちの群れに囲まれてのダイビングは、「ごっくん!」生つばモノです。
これがセイルロックです。ここ好きだな〜♪
オオクチイケカツオとピックハンドルバラクーダの群れ
そして、貴重なブラックコーラルの森のような隠れ根、サウスウエストピナクル。岩一面に広がるイソギンチャクには、ビッシリとクマノミが待ち構えています。海の中にそびえるお城という感じです。
サウスウエストピナクル。砂地から見る景色は最高です!
アンダマン海と違いこちらは南シナ海。生息している水中生物はまるで違います。アンダマン海のクマノミといえば、セジロやカクレ系などが多いですが、タオ島周辺では殆んどが、ハナビラという感じ。トウアカクマノミも砂地に生息してますよ!
左トウアカ、右ハナビラ
ハゼの種類も多く、
ハナハゼ
メタリックシュリンプゴビー
メタリックとギンガハゼ
左メタリック、右マスクドシュリンプゴビー
フタホシタカノハハゼ
などなど。
アンダマン海ではヤッコエイが多いですが、こちらはマダラエイの種類です。
ブルースポッテッドスティングレイ
こんなのも居ます。ジェンキンスホイップレイ
珍しい所ではこんなものも。ビアデッドレザージャケット。
これハギの仲間ですよ!どう見ても木の枝ですよ。
たまに、オキゴンドウなんかも現れたり。
この他にもまだまだ色々な生物がいるのですが、実際にご自分の目でお確かめになった方が良いと思います。
そして、シミラン諸島は釣り禁止ですが、こちらでは可能です。夜イカ釣りなどをして楽しむことも出来ます。もちろん捕り過ぎてはいけませんが。。。
こちらのダイブクルーズは、スクーバエクスプローラー号を使用して、最低2泊3日から何泊でも延泊可能です!土曜日を抜かしての毎日乗下船可能。(7月28日、8月11日、8月18日を除く)2泊3日 − 13000バーツより
これがお船です。
船上でのマッサージも有りますよ(もちろん有料)
船内の様子はこんな感じ。
このダイブクルーズは、期間限定ですのでお見逃しなく〜!
タオ島でのダイブクルーズで、一緒に海を楽しみませんか〜♪
seaforest - HIRO