アンダマン諸島クルーズ・・・④(ナコンダム島)2010年03月18日~04月22日
アンダマン諸島の首都ポートブレアから約160マイルの位置にある、深いジャングルに覆われた死火山です。が、2005年6月に「泥と煙」と言う火山活動に関するレポート(未確認)があったみたいです。最後の噴火は1900年代の初めではないかと言うことです。
ナコンダム(Narcondam)と言う名前は、サンスクリット語から派生したと思われる、「naraka-kundam」であり、意味は「地獄の穴」と言うことなのですが、ダイビングサイトとしては恐ろしい名前ですね。
この島には、ナコンダムホーンビル(Narcondam-Hornbill)と言う、ナコンダム島固有種のサイチョウの仲間が生息しております。絶滅の危機に陥っており、ただいま保護中だとの事です。
島の周りのダイブサイトは、ソフトコーラル&ウミウチワのコーナー、隠れ根、急激に落ちる白砂の斜面、美しいハードコーラルの群生などなど。潜るダイブサイトによって色々な顔を持っていました。VISは平均20〜30メートルほどでした。
島の北北西にある、小島の周りでダイビング♪南サイドは綺麗な砂地。北サイドは綺麗なハードコーラルの群生地帯です。西側にトップ25メートルほどの小さい飛び根あり。マンタのクリーニングステーションの可能性があります。
綺麗な白砂。砂漠のような感じです。
よ〜く見ると。スパゲッティーイール達がニョキニョキフラフラ〜。
ポーキュパインレイの様です。すでに水深30メートルなのでこれ以上は近寄れません。
浅瀬のハマサンゴ群生の美しさに棒立ちです。
島の北北東側にあるコーナーです。浅瀬はエダサンゴ畑、コーナー近辺はほぼウォールに近く水深30メートル辺りにウミウチワが群生しています。ソフト&ハードコーラルがとても綺麗で、マンタとも出会えました。
ゼブラエンジェルフィッシュのメス。
ゼブラエンジェルフィッシュのオス。
シテンヤッコ。
サージダムゼルの様ですが、何かちょっと違うような?
アケボノハゼ。
出たー!そして飛び去っていったー!
イエロ&ブルーダッシュフュージラーの吹雪。
キンギョハナダイの吹雪。
ソフトコーラ達が綺麗です。
ついつい、シャコガイ撮っちゃいますね〜。
モンツキカエルウオ。
ゴイシギンポ。
島の北東にある突き出た岩の周りと、隠れ根ポイント。岩の周りは北側サンゴの棚、南側は急斜面の白砂地、岩にはキンギョハナダイがビッシリ付いてました。隠れ根はトップ7メートルの南北に伸びた小さめの根です。ギンガメアジの群れがすごかったです。VISは30メートル以上。
ギンガメアジの群れがビッシリ。
マンタがいたのですが、距離も遠くて深いぞー!(証拠写真)
すごい速さでナポレオン通過。
すっかり気に入ってしまいました。ダイダイコショウダイ。
どこにでもいたのですが、Masked dwarf wrasseですかね〜?綺麗です。
必ず見れます!キンギョハナダイ。しかしすごい群れの数です。
カイメン?ホヤ?も綺麗です。
ゾウゲイロウミウシでしょうか?
砂地で群れるインド人ダイバー達。
黄色のカイメンも綺麗です。タテジマ君がちょこっと乗っかってます。
ナコンダム島は、水中世界は活き活きとしたサンゴ達と魚達で溢れており、陸上も、緑の多さから沢山の生物が住んでいる島だと思います。「地獄の穴」と言う意味の島でしたが、名前を変えてあげたいぐらいに、自然一杯の島です。
次回は活火山の島、バレン島でのダイビング報告です。個人的にはここのダイブサイトが一番印象的でした。
お楽しみに〜♪
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