イカは鳥好き?烏賊の語源!・・・イカの名前の由来 2006年03月01日
「新釈魚名考」というものにこうあるそうです。イカのイは語声強調の接頭語、カは、食(ケ)がなまったものであり、食用にされる動物の呼称とみなすべきであるとされているそうです。これを見る限りでは、名前の由来自体はあまり大した事はなさそうですが、烏賊という漢字については、中国の古書「南越志」に由来する、こういう話があるそうです。ちょっとビックリ。
イカは鳥を好む事から、死んだふりをして水面に浮かび、ご馳走だとつつきに来た鳥を腕で捕まえ、これを水中に引きずり込んで食べてしまう」というものです。それから烏賊(うぞく)と書き表すようになったとのことですが、イカが水面で浮かんで鳥を襲っているのを僕は見たことがありません。
昔の烏賊はかなり獰猛な感じですね。鳥好きな烏賊?すごすぎです。しかし、今の烏賊は写真にもあるように、かわいい顔して、たまに寄って来たりもします。色の変化のバリエーションなどは、目を疑いたくなるほど!興奮すると白っぽくなる様な気がします。色がまるで生きている様です。
また、コブシメなどが卵を岩の隙間などに産んでいる時に、メスを守るオスの姿に感動したりもします。昔5対2を見たことがありますが、涙ものでした。そして、古くから神や朝廷に貢がれ、今日でも祭儀用品などにも使われている生き物です。また、刺身で食べても僕らを幸せにしてくれるなんて、イカは人間にとって、かなり重要な存在ですね。
ちなみにイカの足はタコと一緒で8本です。
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