海はねてまて(果報は寝て待て、海も寝て待て)

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生物模写(バイオミミクリー)2012年04月29日

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最近バイオミミクリーやバイオミメティクス(生物模写)という言葉を良く耳にします。


バイオミミクリー>とは、


バイオミミクリーとは、人間の問題を解決するために、 自然のモデルを研究し、自然のデザインやプロセスを真似る、またはそこからインスピレーションを得る新しい科学です。


たとえば、葉っぱにインスピレーションを得てソーラーセルを作るなど。バイオミミクリーではエコロジーの基準を用いて、私たちのイノベーションの「正しさ」を判断します。38億年にわたって進化を遂げてきた自然にはわかっているからです。何がうまく機能するのか。何が適切なのか。何が長続きするのか。バイオミミクリーは、自然を見、評価する新しい方法です。自然界から私たち人間が何を取り出せるかではなく、私たちが自然界から何を学べるかを基本とする新しい時代を拓くものです。

 

以上はこちらからの引用です。 - http://www.biomimicry.net/


例えば、


■ 最近問題になった水着は、サメやカジキマグロから。


■ 波動変換システムは、マグロや海藻の揺らぐ動きを参考に。


■ ムール貝は、水浸しになっても、波に揉まれても、効果が薄れない接着剤を作る題材に。


■ ハコフグの形は、メルセデスベンツのボディにいかされ。


■ ザトウクジラのヒレは、風力発電のプロペラに。


■ 新幹線は、カワセミとフクロウからデザインと騒音防止のアイデアを。


■ モルフォチョウは、様々に反射する塗料や繊維を。


■ タマムシからは高感度赤外線センサーを


■ 汚れにくいシンクはカタツムリの殻の表面構造から


■ その昔はゴボウのイガからマジックテープを


などなど。まだまだ沢山あるらしいです。


これを考えた人間の観察力や発想って本当にすごいですね~。もちろん開発した人もスゴイと思います。 とまあ、いろいろ有りますが、全て人工物への応用ですよね。これからの未来は、もしかしたら人間自体の構造を バイオミミクリーから学ぶ事になるかも知れませんね?


例えば、超人ハルクの皮膚はヒトデやナマコなどの 棘皮動物からだと思いますし、皆様ご存知の有名人、ジャックイブクストー船長はこう言っていたみたいです。


「ホモアクアティカス(水生・人)」を提唱する。それは例えば、イルカに対し自然が何百年もの時間をかけてもたらした適応と同様のものを、獲得させようと医学的に改造された人間の事である。この人は外科手術を受け、肺の変わりに体内の循環系に酸素を提供する特殊な流体の入った装置を移植される。そうする事で、この人はもはや空気を吸い込む必要がなくなる。。。


もうここまで来ると、エバンゲリオンみたいなノリになってきます。恐ろしいですね~。まあ、確かに思い器材や減圧症のことなど、微塵にも感じませんがね。。。同じ様な実験でネズミは18時間まで生きることが出来たみたいです。その後の実験では、ワンちゃんは4匹に1匹しか生き残れなかったみたいです。


僕は当分重い器材でやらさせて頂きます♪ m(__)m

 

 

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