海はねてまて(果報は寝て待て、海も寝て待て)

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おもしろい!魚の名前の由来!・・・コノシロ(コハダ)の名前の由来 2006年02月14日

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魚の名前をかなり知っている方は多いと思いますが、その魚の名前の由来については、なかなかご存じないのではないかと思います。日本での魚の名前の由来は姿形から連想させる物のほかに、物語から付けられた魚もいます。外国の魚は、点の数や、何か別の生き物に例えて付ける場合を多くみます。


そんな中で、面白そうな名前の由来を持つ、鮗(コノシロ)お寿司屋さんだとコハダをご紹介したいと思います。コノシロについては色々な名前の由来について説があるそうです。その中の、「東雅」というものによる物です。ここではツナシと呼ばれていたそうです。


さてその物語は、ある男が後妻を迎えることになったが、先妻の子供が邪魔になり、召使に命じて殺させることにした。しかし、この召使はこの子を殺すにしのびず、ツナシを焼いて子供を焼いていると告げた。


この魚を焼く臭いは、人を焼く臭いによく似ていたからである。それから、ツナシをコノシロ(子の代)と呼ぶようになったと言う物です。人を焼く臭いに似ているなんて、今考えるとちょっと怖いですが、これで、1人の命を救えたのですから、たいした魚です。今度おすし屋さんに行く時には、コハダ(コノシロ)を尊敬の念を抱いて食しましょう!

 

(参考文献−お魚の文化史)

 

 

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