ローシン&タオクルーズ・・・② ローシンクルーズ(コクラ&ローシンの巻)2009年10月05日~12日
さて、前回の続きです。(コクラ&ローシンクルーズは10月09日〜12日の3泊2日でした)
サムイ島観光を終え、再度乗船しサムイ島を南下すること約10時間、僕らはコクラに到着いたしました!お天気はようやく回復してお日様がー!やったー!
今日はこの近辺で3ダイブしてローシンへ向かうスケジュールになっています。ファーストダイブはボートロックです。岩がちょこっと見えてますよね。ここに根があります。
ここは僕も初めて潜るポイントでして、水中世界はまったく分かりません。「でも行っちゃえ〜!ブクブクブク。。。」中に入ると、岩とサンゴのお山といった感じです。
サメの卵を発見しました。
多少流れていたのですが、なんとなく流れの向こうに魚の群れの気配が。潮のトップではユメウメイロやフエダイの群れがグッチャリと激しく泳いでました。しばらくその場所でボ〜っとして(流れのトップではそんなに流れません)ふと後ろを振り向くと!「うひょー!来たー!」また来ちゃったんです。こちらのお方が↓
水中も僕らだけだったので、ゆっくりとジンベイサンを堪能させて頂きました。
セカンドダイブも、もう一度ここでと言う意見があったので、再びエントリー!ファーストダイブと反対側を周ってみたのですがサンゴが活き活きとして素晴らしかったです。
すると「出た〜!またまた出た〜!」
アドレナリンはすでにマックス状態。きっと致死量に近かったのではないでしょうか。今回のローシンクルーズからはお客さんも沢山増え、水中もかなりの泡泡状態にもかかわらず、また来てくれるなんて。。。う〜涙ものです。
セカンドダイブを終了して昼食をとりましたが、皆様目を輝かさせながらジンベイトークで盛り上がっていました。そして、コクラに上陸タイム。
ビーチは人が住んでいない事もありとてもビューティフル。よく見ると砂ではなくて沢山の貝殻です。波打ち際でぷかぷか浮いていると、波と貝が奏でる「シャラシャラ〜」と言う音がなんとも心地よく響いてきました。
浅瀬にはサンゴがびっしり。
サードダイブは近くのハイロックでした。ちょっとお酒の名前みたいですね。ここも島からず〜っと浅瀬から深場までエダサンゴの森が延々と続いています。まさしくシーフォレスト。
今日はこれにてダイビング終了。またまた移動します。このコクラからさらに南下すること約10時間でローシンに到着です。船上で夕飯を済ませ、またまたジンベイ話で盛り上がり、ベッドでいい夢見ながらスヤスヤしていると、朝にはローシンに到着しておりました!「おー!周りは海しかない!」
ローシンは、ご覧のようにポッツリと岩が海面から飛び出し、ちょこっと建物があるだけです。
僕が初めてローシンで潜ったのは今から約3年前のことです。前回の記憶はサンゴの素晴らしさ、ギンガメアジの群れなどなど。期待と期待と期待で胸がドキドキです。
ファーストダイブエントリー後、すぐに思ったのは「すげーきれいだー!」。サンゴもそして透明度も。
ソフトコーラルの群生、エダ&テーブルサンゴ達、カマスの群れ、スズメダイの群れなどを体全体に浴び楽しんでいると、「なんとー!出たー!又なのかー!」ジンベイさんが堂々のご入場です。
正直な気持ち、こんなに見ちゃっていいのかな〜?なんて思ってみたりしましたが、決して調子に乗らないように気をつけました。
もちろん昼食中も皆様ジンベイトークです。
セカンドダイブは、すこし飛び根にお散歩しに行きました。
やはり思わず撮っちゃいます。ハナビラクマノミ
「お!カンムリブダイ」
ツバメウオの大群がかなりのスピードで頭上を駆け抜けていきましたが、ハグレ者たちが僕らを偵察しに来たようです。
その時!とび根の反対側にジンベイさんのシルエットが!?ゆっくり岩の反対側に泳いでいきましたが、姿はどこにも見当たりません???水中で2人顔を見合せ「あれ〜消えた?」
そのまま飛び根の近くの丘を見下ろす感じで泳いでいると、なんとー!僕の大好物マダラトビエイが2匹ホバリングしているではありませんか!またまたアドレナリンは致死量に達しましたが、相手は水深25メートル近辺。僕らは水深12メートル近辺。この写真がやっとでした。
普段はすぐに逃げるのですが、この時はゆっくりと泳いでいて、じっくり観察することが出来ました。っとその時!ジンベイサンが下からニョッキリ出現!「びっくりしたー!」悠々と登場する姿はまさに芸能人並です。
安全停止中、ダイブフロートの周りを旋回してましたよ。
エグジット後の船上では、言うまでもありませんが、皆様満面の笑みです。さて、昼食も食べたしサードダイブに行ってきまーす♪
ゴッツイですね〜。ブルガートレバリー
素早い動きのカスミアジ
ワヌケヤッコ(普通、群れてないですよね)7匹程おりました。
僕の大好物ロクセンヤッコ(色が渋くて好きなのです)今回は岩の下にいたのですがまったく逃げず、いろいろなポーズをとってくれました。サンキュー!
やはりローシンはサンゴが素晴らしい!
浅瀬には又カンムリブダイが4匹ほど。
サードダイブ終了後。船上から歓声が!「ジンベイが船の後ろに来てる〜」ここのジンベイさんは、かなりのサービス好きとみました。
この時、2個体のジンベイがランデブー!船上は大盛り上がり!
ちょっと天気が怪しくなってきた為か、クルーズ船に鳥が休憩しに来ました。この鳥かなり可愛いっす。
さて、もうジンベイ三昧のこのクルーズですが、次のダイブでラストとなります。本当に時間って経つのが早いですね。
メインディッシュ後のデザートがごとく、最初はのんびり潜っていたのですが、ギンガメさん達の泳ぐ方へつられて行くのでした〜。
みんなカップルで泳いでいて、どこかの公園を思わせる雰囲気。春ですかね?
ラストダイブの安全停止中。Kさんがギンガメアジの小玉を発見!「良い写真とってほし〜な〜」なんて思った僕ですが、よく見ると、後ろにはジンベイサンが付いてました。この最後の最後に登場してくれるなんて、「さようならでも言いに来たのかな?」なんて勝手に思っちゃいました。
僕らも感謝の気持ちを込めて「ジンベイサンありがとう!」っと手をふって別れたのでした。
この日の夕日は格別きれいでした。
ここから10時間で港に到着です。夕食、お酒、ジンベイトークなどなどで楽しみ、今回のクルーズの余韻にふけっていました。
港到着!まずは朝ごはんですね。
この日の朝ご飯には、カオソーイというタイの北地方のカレーラーメンが出たのですが、僕がず〜と食べたかったものでした。久しぶりに味わうことが出来て、僕は大満足です♪
朝10:00に下船をして、ハジャイ空港まで1時間ほど。ここで今回出会ったメンバーとはお別れです。こんな貴重な経験を一緒に味わうことが出来て最高でしたー!皆さんまたどこかでお会いしましょう〜。
今回のクルーズにご参加頂きましたKさん。7泊8日のロングクルーズでしたが本当に有難うございました。ローシンクルーズもかなり貴重な経験ですが、今回は水中生物&沢山のダイバーの方達などとの出会いなど、このブログでは書ききれないほど素晴らしいものでした。
今年のタオ&ローシンクルーズはこれで終了となりますが、また来年も楽しいクルーズなりますよう精進していきますので、何卒よろしくお願い致します。
皆さまからのご参加、心よりお待ちしております。
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