シミランクルーズ・・・小物ウォチング 2008年04月12日~15日
早起きは三文の得。日の出前のピックアップは辛いけど。。。2泊3日のクルーズで全10ダイブ。しかもリチュリューロックまで潜れるのは、サウスサイアムのソーンブン4号。
船上の日の出は良い目覚め。まるで夕焼けの様。そして、凪な海。まるで湖の様。透明度も悪くない。
お客様は、昨年、サムイ島で一緒に潜ったバンコク在住のMご夫妻。偶然の再会に朝からテンション↑↑アップ♪
このお二人、珊瑚礁に砂地の癒し系ポイントで小物じっくり派。
特に奥様は、ハゼ・ギンポ大好き。このフタイロカエルウオの別バージョンに気づくほど。好みが分かるとガイドしやすい。ハゼとギンポを攻める。素敵な写真を撮って頂こう。
上の写真を見ても解る様に、私の腕前では、写真を撮るのが、なかなか難しいギンポ。奥様は最後の最後まで、フタイロカエルウオに張り付く感じ。解ります。その気持ち。納得いくまで粘りたいもの。
私のフタイロカエルウオの写真はこれ。いつかフルボディを収めてやるぞぉ!
私も昨年ギンポに、はまってましたぁ。チョロチョロ。ンッ。逃げてはこちらを見る姿は何とも愛らしい。
ハナダイの群れに、紛れて泳ぐハナダイギンポを見つけてみたり。こちらもいつか泳ぐ姿を美しく撮りたい。。。
他に奥様の目に付いたのは、一見ハゼっぽい、縦縞ヘビギンポ。
それにLUBBOCK’S BLENNY。東アンダマン海の固有種になる。
こちらのEARSPOTED BLENNYは好きかしら??
そうとなれば、最近ワイドモードだった私の目をマクロモードにチェンジ!!
1cmのモノからお見せ致しましょぅ♪ 色の可愛いトラフケボリ。動かないって素敵♪
マクロ向きの私のカメラといえども、難しかったぁ〜〜。惚けてたり、遠すぎたりと、そのままでは見えないので、トリミングしちゃいました。
赤目ハゼ。
イエロー&ホワイトストライプ・ピグミーゴビー。
ローランドダムゼル。
ヒレナガネジリンボウ。
クジャクベラのインド版?マッコスカー。
水玉珊瑚の中に、赤ヒゲ隠れエビ??隠れる寸前、見えないっすね。
こんなに近寄れたのは初めて。オーロラパートナーゴビーとランドールズピストルシュリンプ。
今回皆で、じっくり観察派。お陰で何枚かまともな写真が撮れました。カクレクマノミ。
ピンクのイソギンチャクに住むクマノミ。
RETICULATED WART SLUG
フィリディオプシス・シレーナエ??
それに今まで何度挑戦してもダメなインディアントビー。やっと色が少し。でも後ろ姿〜〜。
好意があるのか近寄ってくるホホスジモチノウオ。寝ぼけ目が憎めない。
珊瑚の下に隠れて眠るホワイトチップ。隙間が小さく、居るのが分かる位。逆立ち状態で、カメラだけ隙間に向けて勘で押してみた。
反対側の隙間に回り、パシャ。えっ?笑ってる?八重歯がキュート。
アラレフグ。
旦那様も奥様ほどマクロな目ではありませんが、ヘラヤガラとハタのドッキングシーンや、ラブラブなアジ、ハギが体色を変える瞬間を観ていたり、奥様の撮影中もお魚を観察して楽しんでいるご様子。
お二人とも、それぞれに魚ウォッチングを楽しんでいるけど、お互いにバディの事を気に掛けているし、水中会話が頻繁。サムイの時も、記憶に残るドラマがありますが、ホントに仲良しで、私も一緒に潜っていると賑やかな気分になります。
魚を観た分、毎夕、ビールで乾杯しながらのログづけも充実。
でも、今日は、ちょっとログづけは後に。と言うほどに美しい夕焼け。ロマンチックでしょぅ。船上も仲良しなんですぅ。
二人のログには魚の名前がびっしり。私が普段気にもとめてなかったスズメダイやベラの幼魚、お二人の目についた魚全ての名前が出てこず、ドキッとしましたが、図鑑で調べたり、次のダイブで探して観察したり、新発見もあり、とても勉強になりました。
じっくり魚ウォッチングで写真撮影、とっても楽しかったです。また一緒に、フタイロカエルウオやハナダイギンポのフルボディ、赤目ハゼのちびちびマクロ達を写真に収めに潜りましょう。もちろんプライベートで。
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